第2527回例会 ガバナー公式訪問
菅原光志様(国際ロータリー第2780地区ガバナー)
元気あるクラブとはどの様なクラブを言うのでしょうか
例えば、人間に例えると元気イコール健康な人となりますが、世界保健機構は健康について、その憲章で「健康とは、病気でないと言うことではない。何事に対しても前向きの姿勢で、取り組めるような精神、肉体、そして社会適応状態をいうのです。」とうたっております。ここで仮に健康をロータリーに振り替えてみると、どうなるのでしょうか、次のようになるのではないでしょうか。
「ロータリーでは、例会にただ出席しているだけでは駄目である。社会のニ―ズに対して奉仕の理想に燃えて、前向きの姿勢で、取り組めるような精神、肉体、そして社会的適応をもっていかなければならない」と言う事になるでしょう。要するにアクティブな「やる気」のあるロータリアンでなければならないと思うのです。この様な元気あるクラブをつくる為にはクラブを活性化していかなければなりません。では活性化しているクラブとはどの様なクラブを指すのでしょうか
「例会の出席率が高いクラブ」
「会員増強が良くできているクラブ」
「退会する会員が少ないクラブ」
「いろいろな奉仕活動に 出席される会員が多くいるクラブ」
「親睦活動が良くできているクラブ」
「会員のバランスがとれているクラブ」
「若い会員が多いクラブ」
まだまだこの他にもありますが、この様なクラブが元 気の良い活性化しているクラブではないでしょうか。 クラブを活性化しようとするならば、いくら会長 が「激」をとばしても活性化には繋がりません。それ はひとり一人の会員が自覚「やる気」をもつことで す。自覚を促すにはまず、現在抱えているロータリー の問題、地区、クラブの問題を理解してもらうことか ら始めなければなりません。
「例会の出席率が高いクラブ」
「会員増強が良くできているクラブ」
「退会する会員が少ないクラブ」
「いろいろな奉仕活動に 出席される会員が多くいるクラブ」
「親睦活動が良くできているクラブ」
「会員のバランスがとれているクラブ」
「若い会員が多いクラブ」
まだまだこの他にもありますが、この様なクラブが元気の良い活性化しているクラブではないでしょうか。 クラブを活性化しようとするならば、いくら会長が「激」をとばしても活性化には繋がりません。それはひとり一人の会員が自覚「やる気」をもつことです。自覚を促すにはまず、現在抱えているロータリーの問題、地区、クラブの問題を理解してもらうことから始めなければなりません。
例えば 「クラブ会員増強・維持」 「魅力ある奉仕活動のプログラム・計画の立案」 「例会の重要性と多様性の理解」 「若い会員の必要性」 「ロータリー情報の重要性」
そしてロータリーのこころ等、理解していただき活動していけば、活性化に繋がっていくことでしょう。 ロータリーのこころとは何でしょうか。綱領で強調されている「奉仕の理想」と「親睦」であります。ロータリーは大きく変革しております。しかし変わってはならないものがあります。それはロータリーの両輪といわれておる奉仕の理想と親睦であります。
奉仕の理想は時たま「サーヴィスの理念」と言われますが、さておきロータリーには二つの奉仕理念があり、そのひとつは職業奉仕の理念であり「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」であり、もうひとつは人道的奉仕活動の理念であり「他人のことを思い遣り、他人の為につくす」ということです。 親睦とはどの様な事なのでしょうか、お互いに良く知りあうこと、そしてお互いが尊敬し合えるようになることであり、そしてお互いに「相手の身になって考える」という修錬を積むことではないでしょうか。
「ロータリーの親睦は、クラブの中にロータリーと言う奉仕の心が、すくすくと育っていけるクラブの土壌を作る事であって、単なる親睦で終わってしまってはならない。」従いまして、本当の意味でクラブの親睦が出来ているクラブは、ベテランロータリアンと新人ロータリアンとの間は極めて良い関係が保たれており、新人は先輩の意見をよく拝聴し、一方先輩も折に触れ後輩の指導にあたっております。我がクラブは、古参の方々が威張っていて、我々若い者は隅の方にいるしかないとか、逆に、ロータリーも知らないくせに、若い者が適当にやっていると会長幹事をいじめるとか等の苦情も耳にしますが、本当の親睦が行われていれば、クラブ全体がロータリーの奉仕の理想に向って、一丸となって活動され元気なクラブになることでしょう。
オリンピックの水泳競技をテレビで見ていて思った事があります。
背お泳ぎの入江選手が銀メダルをとりスピーチした内容です「銀メダルは私がとったのではありません。27名のチームメートがチームの絆、仲間意識があり普段からの応援や協力があればこそ、まして当日客席から声が出なくなるほどの声援をしていて下さるからです」仲間意識で「メドレーリレーは必ず良い成績で終わりますよ」とおしゃておりおりました。
結果、男性は銀メダル、女性は銅メダルをとりました。水泳チームとしては近年にない11個のメダルを獲得したのです・まさにチームの絆と仲間意識の勝利だと思います。
このことはロータリークラブに当てはまる事が出来ると思います。ロータリークラブは会員がクラブチームの絆、仲間意識をひとり一人がもち「人の為に生きよう」「人の為に何かしよう」そして「自分の生き方を決めよう」の考えのもとにクラブで活動していくのです。そして、仲間が(友達)でき仲間意識が出来てくるのです。さらに、地区に、国に、世界にと広がって行くのです。ですからロータリーは107年続き、150年200年と続いていかなければなりません。
それがロータリーの魅力です。
私にとってロータリーは「人生の勉強の場」でありこの歳になってもガバナーとしての責務を果たす目標があるということは、大変素晴らしいことで、各クラブの公式訪問が、始めてお会いする方も、久しぶりにお会いする方もおり、楽しくて、楽しくてたまりません。おおいにロータリーを楽しみ、元気に日々を送らせていただき感謝しております。