第2917回 例会「平和と紛争予防/紛争解決月間」
担当:西迫 哲君
新型ウイルス感染症予防の為 休会
2月はロータリークラブの「平和と紛争予防/紛争解決月間」です。ロータリークラブの公式サイトを覗くと下記のように記載があります。
・・・・・以下転載・・・・・
今日、紛争、暴力、弾劾、人権侵害によって家を追われた人の数は7000万人。その半数が子どもです。このような状況を、私たちは絶対に受け入れません。ロータリーは、異文化交流を通じて相互理解の心を育て、紛争解決のスキルを備えた人材の育成を通じて平和な世界づくりを促進しています。
平和な環境をつくるロータリー
人道的組織として、平和はロータリーの使命の礎となるものです。私たちは、地域社会での平和構築のために人びとが協力すれば、その変化が世界的な影響を生むと信じています。ロータリー会員は、奉仕プロジェクトや平和フェロー・奨学生への支援を通じ、貧困、差別、民族間の衝突、教育機会の欠如、リソースの不平等な配分といった紛争の根底にある問題に取り組むために行動を起こしています。ロータリーは、新たな課題に応えるために平和構築へのコミットメントを高めています。ロータリーが未来にインパクトをもたらすには何ができるか、持続可能な変化を目指すロータリーのビジョン声明をどのように実現できるか、といった課題に取り組むべく、ロータリーは「平和構築」の定義をさらに広げ、より多くの人が平和構築に参加できる方法を見つけることで、団結と幅広い参画による平和という概念に基づくアプローチを取っています。
ロータリーは、平和が可能となる環境を築いています。
平和の推進におけるロータリーの4つの役割
ロータリーとロータリー会員が担う役割:
・実践者:疾病との闘い、水と衛生、母子の健康、教育の支援、地域経済の発展といった分野でのロータリーの活動は、平和な社会への最適な条件を作り出します。
・教育者:ロータリー平和センターは、効果的な平和の推進者となる1,300人の平和フェローを育成してきました。卒業したフェローは、政府、教育、国際機関などで平和分野のキャリアを築いています。
・調停者:ロータリー会員は、ポリオの脅威にさらされた地域のすべての子どもにワクチンを投与するため、紛争地域における人道的停戦の交渉を行ってきました。
・提唱者:ロータリー会員は、平和構築や紛争後の復興プロセスに積極的にかかわり、重要な役割を果たしています。
・・・・・転載終了・・・・・
今から20年ほど前「世界が100人の村だったら」という文章がインターネットを通じて広まりました。これはその当時の世界の人口割合を国籍・男女・宗教・富や貧困・学習・識字率・居住環境・パソコン等の所持率をそれぞれ数字で表したものです。当時と今では内容がだいぶ異なると思いますが、日本だけでモノを考えているとわからない事が私たちがいかに恵まれた環境にあるかを体感できると思います。
私たちがロータリーアンとして何が出来るのかを再考してみる機会になれば幸いです。