第2962回 例会
クラブフォーラム「ロータリーと奉仕」

担当:クラブ研修サブリーダー 柳田純昭 副委員長

ロータリーとは(The Definition of Rotary)
ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業及び専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体

奉仕理念の歴史
 1905年ポールハリスによって始まったロータリークラブは、当初は親睦を目的としていたが、お互いの商売に役に立つ物質的相互扶助の考え方が起こり、当初のシカゴクラブの定款には、事業上の利益の促進、会員同士の良き親睦と明記されていた
1908年に入会したアーサー・フレデリック・シェルドンは、物質的相互扶助の代わりの奉仕の理念を提唱、すなわち、継続的な事業の発展を得るには、自分の金儲けだけを優先するのではなく自分の職業を通じて社会に貢献する、資本家が利益を独占するのではなくて、従業員や取引に関係する人たちと適正に再配分することが継続的に利益を得る方法・・・・・職業奉仕の理念(ロータリーの神髄)へ進化
 1906年にドナルド・カーター、1908年にチェスレー・ペリーが入会し、世のため人のために行動する…・社会奉仕理念の拡大へ
物質的相互扶助から決別し、奉仕の理念を確立したロータリーの活動は、例会内と例会外の活動に分類され、職業人が例会に集い、交流を通じて分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が育まれ、その奉仕の心を持って、それぞれの家庭、職場、地域社会に帰り奉仕活動を実践するように順序づけられた
 「入りて学び、出でて奉仕せよ」"Enter to learn go forth to serve"(ロータリー運動の実態を表す言葉)・・・理想のロータリーライフ
 そして、奉仕の心の形成と捉えた理論派(職業奉仕)と奉仕活動の実践に重きを置く実践派(社会奉仕)の論争が起こり、決議23-34が採択され、奉仕の理念が示される
 1950年のデトロイト大会で二つのモットーが正式に決定
職業奉仕の理念が確立し、対社会的活動が徐々に盛んになり、また新たに国際的な活動が始まり、例会外活動を合理的に再編成・・・・四大奉仕(現在の五大奉仕)の制定へ
五大奉仕・・・クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・新世代奉仕

ロータリーの目的(The Object of Rotary)
意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の
各項を奨励することにある
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業及び社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること

ロータリーの奉仕理念(Rotary Ideal of Service)
奉仕の理想―二つの奉仕哲学(二つのモットー)
ロータリーの公式文書の中で奉仕の理念(奉仕の理想)に触れているのは「決議23-34」(1923年のセントルイス国際大会に提出された第34号議案)のみ
決議23-34には「ロータリーは、基本的には一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務及びこれに伴う他人のために奉仕したいという感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕―「超我の奉仕」の哲学であり、これは「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」という実践的な倫理原則に基づくものである」と定義されている
二つの理念(二つのモットー)
「超我の奉仕」"Service above self"―人道的奉仕理念(社会奉仕)
「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」"He profits most who serves best"
   ―シェルドンが提唱した職業奉仕の理念
さらに奉仕の理念とは「他人のことを思いやり、他人のために尽くす」という解釈がつけられている
ポールハリスはその著書の中で、「ロータリーの概念する奉仕の理念とは、物の過程の最初に奉仕を置くものである。最も愚かな方法は金銭に集中することである」と述べ、さらに偉人中の偉人たちがその言葉や態度で示したものは、「奉仕第一、自己第二」"Service above self"というロータリーのスローガンを忠実に守ることであっつたと説明している
ロータリーの目的を達成するためのロータリアンの行動規範・・・・「四つのテスト」

高い理想を掲げ、その理想に燃えて行動した創立から四つのテストまでの四半世紀を経てロータリーは今実践のロータリーへ邁進しています

厚木クラブも積極的に奉仕を実践しましょう

 

クラブ会報・IT委員会 2022年 1月 25日 火曜日 | | 例会