第2986回例会 「ガバナー補佐訪問」
担当:和田勝美会長講師:RI第2780地区ガバナー補佐 冨岡弘文様
佐藤ガバナーによる公式訪問に先立ち、国際ロータリー(以下RI)会長方針、地区ガバナー方針を説明します。 本日は「ロータリーの友」誌を持参しました。RI会長と、佐藤ガバナーの紹介記事が載っています。
ジョーンズさんは、20代で起業して成功した後、一時期ガンに罹患し厳しい治療に専念した経験があるようです。病気を克服して仕事に復帰したとき、業務を任せていた社員が成長した姿を見て、自身がその仕事を奪うのではなく、そこからロータリーの活動に注力したようです。55歳と年齢を明らかにしていますが、それだけ若さが自信なのだと思います。
佐藤さんは、ゴルフ場の相談役で、仕事の事を聞いたら、どうも最近は滅多に出社しないらしい。ガバナーの仕事に専念している様子です。
ロータリアンは平等ですが、仕事や生活の有り様はそれぞれです。それぞれに合ったロータリーライフを充実させたいものと思います。
ところで、ロータリーは多くのクラブが出来たことでRIという取りまとめの組織を作りました。ボトムアップの組織です。佐藤ガバナーが「クラブが主役」と強調されるのも納得です。
「定款」とはその団体を説明する、憲法みたいなものなので世界共通。クラブ独自のルールは細則や内規で実態に合うものを工夫します。RIでは3年毎に定款の見直しについて、各クラブから出された提案を、会員数に応じて排出される地域の代表によって議論します。
RI会長の「DEI」とは、近年、企業でも用いられる、より好ましくあろうとするテーマです。ロータリーではバリアフリーな例会場を選んだり、経営者以外の人も会員に招いたり、昼間に出席できない方も遠隔出席を工夫したり等々、更にロータリーが発展するヒントを示しているのだと理解できます。
一時期、Eクラブという形態が話題になりましたが、現在はこの区別は無くなりました。どこのクラブでもWEBを使って例会運営が可能だからです。どのような工夫が自分たちのクラブが時代に合った有用有益で、かつ既存会員にも更に好ましいものになれるかをクラブのメンバーで考えて参りたいものと存じます。