第3005回 例会「疾病予防と治療月間」
担当:石村哲也君
「パートナー団体や支援者である皆さまとの協力により、過去30年間でポリオ発症者数を99.9%削減し、大きな進展を遂げることができました。しかし、 最近のニュース からも分かる通り、根絶はまだ完遂されていません。ポリオから子どもたちを守るため、現在も皆さまからのご支援が必要とされています。長年ポリオがなかった地域でのポリオの存在が明らかになっています。米国では、ワクチン未接種の男性にポリオによる身体まひが生じ、英国では下水サンプルからポリオウイルスが検出され、マラウイでは子どもがポリオに感染しました。また、モザンビークでは、30年ぶりに野生型ポリオが発生したと発表されました。このことは、どこかにポリオが存在する限り、世界にとっての脅威となることを示しています。
ポリオを根絶しなければ、10年以内に毎年20万人が新たにポリオに苦しむことになる可能性があります。そのような事態を阻止するため、ロータリーは全力を注いでいます。世界中の子どもたちを守るため、世界ポリオデーにロータリー財団への寄付をご検討いただけますようお願い申し上げます。何卒よろしくお願いいたします。」