「ガバナー公式訪問」
担当:髙橋 宏会長
髙橋 宏会長
相澤ガバナー
佐々木ガバナー補佐
協議会
2013 ~ 14年度RI 会長ロンDバートン氏のテーマは ご高承のとおり、「ロータリーを実践しみんなに豊かな 人生を」です。テーマはとても分かりやすく、説明はし ませんが、私は(これを受け)奉仕の実践と公共イメージ と認知度の向上を目指すこととしました。
ポールハリスはロータリーを創立したとき、同じよう な考えを持つ人々が集まるクラブを心に描きました。
奉仕の実践という意味では、まず本年8月3、4日の「厚 木あゆまつり」にブースを出しました。厚木RCにおか れましては、第6G佐々木ガバナー補佐と共に、2日間ご協力頂き、本当にありがとうございました。1979年フィ リピンの600万人の子ども達にポリオの予防接種活動 を始めて以来、国際ロータリーがポリオ撲滅に尽力し てきたことを多くの方々にPRできたと思います。ま た、このブース出店のメディア対策としてJcom(湘南)グ ループに取り上げて頂きました。
事前として7月27日12:30 ~ 13:30の番組の中と、7 月29日の18:00から放映がされ、私が出演し、エンド・ ポリオ・ナウについてPRをして参りました。ました。 また、8月3、4日の当日の様子も生放送にて放映され ました。放送することについて、会員の皆様への事前の ご案内が少し不足していたので、この点は教訓とした いと思います。
ところで、ロータリーをより良くしようという構想 の下に始まったロータリーの戦略計画で、2007年に ほぼ固まり3年毎に見直していく事としております。 2013 ~ 14年も最重要としてさらに進化し、戦略計画が 続けられます。
戦略計画の10年先、50年先のロータリーの「ビジョン」 である、「地域の人々の生活を改善したいという情熱を 社会に役立つ活動に注いでいる献身的なの世界的ネッ トワーク」、大変分かり易いこの「ビジョン」が、本年の ロータリーの友1月号に、RI戦略計画委員南園義一さん の「ロータリーの目的」と「R I戦略計画の理念」との関係 を「ロータリーの理念」としてまとめ、1枚の図にされ説 明しており、ビジョンが(本質)としております。
ロータリーはあらゆることが中核となる価値観を 土台として、またベースとして3つの優先項目(実践計 画の目標)が示されております。クラブのサポートと強 化・人道的奉仕の重点化と増加、そして公共イメージ と認知度の向上です。
3つの優先項目のうち「公共イメージと認知度の向 上」を取り上げましたのは、いろいろな方々にもっと ロータリーを知ってもらいたいと思ったからです。
具体的には、公共イメージと認知度の向上、その中に 更に5つの項目が掲げられています。
①イメージとブランド認知を調和させる。
②行動を主体とした奉仕を推進する。
③中核となる価値観を推進する。
④職業奉仕を強調する。
⑤クラブにおけるネットワークづくりの機会、なら びにクラブ独自の主な活動について周知を図る様、ク ラブに奨励する。
この5つの項目を推進していきたいと存じます。 奉仕活動において理念と実践の調和が大切でありま す。理念だけでも、実践だけでもなくその調和の実践こ そ大事だと思います。
そして未来の夢計画ですが、本年度から世界中で「未 来の夢計画」が実践されます。奉仕と価値観を活かすこ とにより素晴らしい影響をもたらすことが見えてきま す。行動する絶好の機会となります。
7月1日から新しい未来の夢計画が準備を経てスター トしました。実践した100のパイロット地区の90%近く 今までより良いと答えを出しています。また、この4月 にトーマスエジソンの名前を冠にしたエジソン賞がア メリカにあり、未来の夢計画が「ライフスタイルと社会 的影響」部門で銀賞を受けました。この申請は6000件あ り、審査員はこれまでの受賞者学識経験者、開発工業・ 化学・医療の分野の第一人者またアメリカのトップ企 業の幹部によって構成された方々の投票によってきま るもので、価値ある賞だと思います。
最後に親灸(しんしゃ)の心についてお話させて頂き ます。私は若いときから「親灸」という言葉を大事にし、 大切にしてまいりました。私も事業を営んでおります ので、人と出会う事が多くあります。一人の人間として 考えてみますと、誰もが限られた時間の中で限られた 範囲の中で人生・時間が過ぎています。この過ぎ去っ ていくこの「時空」を自分自身にとって、どう生かされ ているのか、生きているのか、を考えてみますと、本日 もそうですが、出会った方々が各々魅力があり、人間味 をお持ちの方々です。それぞれの業や地域でリーダー シップを兼ね備えている方々でもございます。この出 会いを大切にすることにより、刺激を受け感化される ことが多くあります。この刺激・感化することにより 自分自身の人生、とり分け生き方に変化をもたらして くれます。多くの出会い相互に影響し合い研鑽できる こと「親灸の心」であり、「ロータリーの心」に通じる事 だと存じます。
心で見つめ・考え・行動しながら地域や世界にかなっ た生き方を皆さんと一緒に創っていきたいと存じま す。本クラブの会長・幹事をはじめ皆様方のご健勝を ご祈念申し上げます。ご清聴ありがとうございました。