第2665回 例会 「会員増強を考える」
担当:壽永純昭君
・会員増強は委員会の仕事!会員一人一人の仕事!
・あなたは増強を何人しましたか?まだですか?
・あなたは、知人、友人がいませんか?
・あなたは、ロータリークラブの説明が出来ますか?
・あなたは、ロータリーの「未来の夢計画・戦略計画」を知っていますか?
・あなたの会社に新入社員はいませんか?
・あなたは、時代の変化・社会の変化に気が付きませんか?
・あなたのロータリーは新時代のロータリーに脱皮中です。
・あなたも一人新入会員を誘って下さい。
会員増強、会員増強!と耳にタコが出来るほど聞いているよ!
その一方では?
・うちのクラブの会員数はこれで充分だ。
・今の人数で皆仲良くやっている。
・今の人数で奉仕活動も順調で楽しい。
・会員を増やして現状を変えることは不必要。
・会員を闇雲に増やすのは考えもので、量より質だ。
等々のご意見も聞こえる。
だから会員増強は必要ないということにはなりません。
「会員増強」は永遠のテーマです。理由は2つ。
1. 人間は不死身ではない。多くのクラブの平均会員年齢は60才以上で、若い会員を増強しなければ、5年後10年後のクラブはどんなことになりますか?
2. 会員相互に分かち合う義務があります。会員が増えればクラブは強化でき、財団への支援も高まり、公共イメージの強化へとつながります。(ロータリーの目的第4)
会員増強はどんな組織においても、その組織の生命源!
会員の減少は、クラブの衰退です。ロータリークラブに新会員を推薦することは、会員の責務です。「会員増強して奉仕をしてください」
むやみな増強は反対だ。量より質を重視せよ!という意見も正しいし、大切なことです。
最初からすばらしいロータリアンを入会させるのが理想ですが、我々がすばらしいロータリアンに育てるという意識を持っても良いでしょう。
※企業において最も必要とされるのは「人、物、金、情報」。ロータリーも同じです。「人、物、金、情報」というように必ず「人」が最初に来ます。この中で最も重要なのが「人」なのです。物や金や情報で人は育ちません。人が人を育てるのです。ロータリアンを育てるのです。一人でも多くの人を積極的に我々の同志として迎える必要が、ここにあります。
おわりに、退会防止についても気を配りましょう。
毎年、増強を上回る退会者が出ます。
退会者(予備軍)に目を向け、退会理由は何なのか?我々に出来ることはないのか?を考えましょう。
① 病気 ②死亡 ③老齢化
④家庭内の問題 ⑤仕事上(定年・転勤) ⑥経済的理由
⑦クラブ内の問題(親睦の欠如、会員間のトラブル、会員自身の認識不足)
⑧ロータリーに関する情報不足
⑦、⑧は会員全員で解決の為の行動をするべきです。
長寿会員はクラブの宝です。先輩方の歩まれた道は、我々の歩む道です。子や孫たちが来る道です。「生涯現役」「天寿退会」をめざしてください。
資料
世界に122万人のロータリアンがいる。女性会員は22万人、18.3%
日本のロータリアンは89.300人で、女性は4.242人、4.82%
第2780地区は、2.374人で女性は171人、7.64%
(渡辺PG講演録より)