第2699回 例会 卓話「インターアクトの活動について」

担当:新世代委員長 十亀健志君
講師:RI第2780地区 地区青少年奉仕委員会 副委員長 西村弘司様

   

 

  

RI第2780地区 地区青少年奉仕委員会 副委員長
西村弘司様(厚木中RC)

ロータリークラブの青少年奉仕活動は、1908年、冬の寒い日、売れない新聞を抱えて震えている少年をシカゴ・クラブの会員が例会場に連れて行き、新聞を全部買ってやり、ある会員は手袋を、ある会員はマフラーを与え激励して帰した。(これがロータリーにおける青少年奉仕の第1号として記録されている)ことから始まりました。

1915年から1930年ぐらいは障害を持つ青少年に対しての奉仕活動が中心です。1940年代は、大きな戦争がありましたので戦災孤児・家を失くしてしまった児童に対してロータリーは大きな役割を果たしました。1960年代からはRIの常設プログラムが続々と発足し現在に至っております。

その常設プログラムとは、インターアクト・ローターアクト・青少年交換・ライラの四つであります。地区の委員会もこの中のライラを除いた3つのプログラムにより構成されています。当地区は、青少年交換については長期交換プログラムを採用しており、インターアクトクラブは、12クラブあり次年度も創立される予定で活気ある活動が出来ております。一方ローターアクトは会員の増強が委員会の最大の課題であります。

青少年奉仕につきましては、常設プログラムにより未来のロータリアンを育成するとともに障害を持った青少年、いじめの撲滅、豊かな心を育てる活動の二本立てで考えていただければ幸いです。

クラブ会報・IT委員会 2016年 5月 10日 火曜日 | | 例会