第2750回 例会 「地域包括ケアの実現に向けて」

担当:小林 透君
講師:野元優子様

  

 

講師:厚木市福祉部福祉部長 野元優子様

地域包括ケアシステムとは、地域包括ケア社会とは何ですか。

  国では、団塊の世代が75歳を迎える2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援が一体的・包括的に提供される体制を構築することを提唱しています。この体制が「地域包括ケアシステム」です。

  しかし、厚木市では、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送りたいと願うのは障がい者も子どもも同じと考え、この地域包括ケアシステムを高齢者だけのシステムではなく、市民誰もが利用できるシステムとし、さらに生きがいを感じ、安心して地域で暮らせるように、生活を孤立化を防ぎ、社会的参加・交流の活性化と安心・安全・快適な交流空間の創出を合わせた「地域包括ケア社会」を目指しています。(以下、週報に掲載)

クラブ会報・IT委員会 2017年 6月 20日 火曜日 | | 例会