第2784回 例会 卓話「自己紹介」
担当:芳澤 渉君
本日の卓話を担当させていただきます、東京海上日動火災の芳澤です。今回の卓話準備で自らのルーツを改めて確認することができましたので、感謝の気持ちを込めてお話しをさせていただきます。私の苗字「芳澤」は、「芳しい澤」と書く全国でも企画的珍しい苗字ですが、皆様にこの名前を覚えていただきたいと思います。
私の父は昭和2年生まれの91歳。出身地は大阪で、大阪は日本橋(にっぽんばし)にある「黒門市場」の商家の長男として生まれました。曽祖父が大正8年(1919年)に「黒門市場」で呉服屋を創業。昭和20年3月大阪大空襲により「黒門市場」も焼土と化し、その後サラリーマンの道に進みました。私の母は昭和12年生まれの80歳。徳島県出身で、祖父は徳島県で「徳島合同証券」を創業しました。
厳格な父から昭和の薫陶を受けて育った私は、中学生までは文武両道で充実した学生生活を送っていましたが、父も単身赴任となり、完全に箍(たが)が外れ、高校1年を2回も経験させていただき、その後大学受験にも失敗、2年遅れで大学進学となりました。大学卒業後は、東京海上に入社、26年間の会社生活で南は九州・鹿児島から北は北海道・旭川まで経験し、昨年20年降りに神奈川の地に戻ってきました。
こんな私ですが、生きているうちにこれだけは成し遂げたいという”夢”があります。それは、商売(家紋)の復活です。私には43歳でできた、一人息子がいます。先日息子に将来大人になったら何になりたいの?と質問したところ、「パパのようなサラリーマンになりたい・・・。」それか「医者か忍者になりたい?」との返事。親父の真の生き様を示すためにも、近い将来、今のサラリーマン家業を卒業し、リスクを覚悟で商売の道(いばらの道)に足を踏み出したいと思います。将来は生粋のロータリアンとしてまた戻って参りたいと思います。
最後に、私の好きな言葉を二つ・・・「神は愛する者にのみ試練を与える」「求めよ、さらば与えられん」
最後までご清聴、誠にありがとうございました。